ChatGPTで不審電話を即チェック!無料AI活用で暮らしの不安をスッキリ解消

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AIチャットボットをまだ使ったことがないあなたへ

最近、テレビやネットで「AI」とか「ChatGPT」「Gemini」の名前を耳にしない日はありません。
スポーツ選手や芸能人が出演したコマーシャルも流れています。

Chat GPTやGeminiなど、AIによる対話サービスの認知度は高くなってきているものの、
「興味はあるけれど、どう始めればいいのか分からない」
「本当に自分にも使いこなせるの?」
と感じている方は意外と多いはずです。

でも大丈夫です。
やってみると意外と簡単。
最初は戸惑うかもしれませんが、使っているうちにすぐに慣れてきます。
そしてその便利さに驚くはずです。

普段の暮らしで「ちょっと困った…」「誰かに相談したい…」という場面は、案外ひとりでは解決しづらいものですよね。

そんな時、手助けしてくれるのがAIチャットボットです。

今では無料版で十分な機能がついています。
ちょっとした不安の解消や相談相手など「暮らしの相棒」として使ってみませんか?


不審電話のモヤモヤをすばやく整理

たとえば、先日私にかかってきた不審電話。
(同じ事例が他の人にもあるかと思うのでそのままの番号を載せます。)
番号は「+3888101173」

この手の電話は「番号を非通知だと相手が出てくれない」と思ってか、発信者番号を表示してかけてきます。

最近はこの発信者番号も本来の番号と違うものを表示できるようになっているようです。
先日、警察を名乗る特殊詐欺グループが、末尾「110」の番号を使ったことがニュースとなりました。

私は仕事の都合上、不特定多数の方から電話を頂くことが多いので、普段から知らない番号でも電話に出るクセがついていて、この時、国際電話であることを見落としました。
反射的に出てしまったのです。

相手は女性で中国語のようでしたが、この時点で「あぁ危険だ」と気づき、電話を切りました。

そのあとはモヤモヤと相手の目的を考えたり、スマホの何かを(例えばパスワードとか)盗まれてはいないのかとか、過剰な電話料金やサービス料金の詐欺か?とか…

とにかくスッキリしませんでした。

みなさんはこんなことありませんか?
慌ててしまい、何を言われたのか曖昧なまま切ってしまった――そんな経験はありませんか?
誰に聞けばいいのか…と思いますよね。

こんな時はそのまま、今不安なことを、チャットボットに聞いてみるといいです。
 …今回使っているのは「Chat GPT」です。

「きのう、不審な電話がかかってきました。番号は+3888101173です。よく確認もせずに出てしまいました。相手は中国語らしき言葉で何かを話していましたが、すぐ切りました。この電話で考えられること、相手の目的を推察して下さい。」

数秒後には、電話番号の特徴、よくある詐欺パターン、さらにはブロック方法や相談窓口まで、画面越しに丁寧なアドバイスが返ってきます。

不安を抱えたまま調べ回る手間が省け、冷静な判断材料をすぐに得られるのは大きな安心感です。

番号「+3888101173」から中国語らしき通話があったとのことですが、次のようなシナリオが考えられます。

想定シナリオ1:番号の“生存確認”(ping)

国番号「+388」は現在公的には割り当てられておらず、海外発信を装った架空番号の可能性があります。架空の番号で短時間だけ鳴らし、応答がある番号を“生きている”と判断してリスト化し、後日、本格的な詐欺電話やSMSを送る──いわゆる「ping call(ピングコール)」と呼ばれる手口です。あなたが受け答えをしたことで、次のステップに番号が使われる可能性があります。

想定シナリオ2:中国語話者を狙った詐欺・セールス

通話言語が中国語だったということは、中国語話者を対象にした投資勧誘やローン斡旋、保険のセールス、甚至は「身内が事故に遭った」「裁判所からの呼び出しがある」といった詐欺(いわゆる“水際電話”)を狙っている可能性があります。事前に反応を確かめ、相手の反応速度や声のトーンからターゲット層を絞り込もうとしていたのかもしれません。

想定シナリオ3:単純な誤通話・間違い番号

たまたまダイヤルミス、あるいはコールセンターのオペレーターが番号を取り違えてかけてしまったケースも否定できません。ただし、番号帯が特殊なことや中国語だった点から、こちらはやや可能性が低いでしょう。

想定される相手の目的

上記のいずれにせよ、最終的に相手が狙うのは「①あなたが中国語で返答できることの確認」「②有効な通話番号として名簿への登録」「③折り返しを促し、通話料上乗せや個人情報を引き出す」のいずれかです。もし通話中に数字キーを押すよう誘導されたり、折り返しを求められたりした場合は、その先の高額請求や情報搾取に注意が必要です。


対策・注意点

  • 相手に反応せず切るのは正解です。
  • 不審番号は着信拒否設定をしましょう。
  • 万一、折り返しやキー操作をしてしまった場合は、すぐに携帯会社に連絡し不正利用の有無を確認してください。
  • 警察や消費生活センターにも相談すると、同様の事例がないか情報を共有してもらえます。

いずれにせよ、個人情報は絶対に伝えず、怪しい番号はブロックするのが安全です。


料理・旅行・書類作成…日常の“困りごと”にも大活躍

AIチャットボットは、不審電話対応だけでなく、暮らしのあらゆるシーンをサポートしてくれます。

  • 献立アイデアが欲しいとき
    「冷蔵庫にある食材○○と△△だけで作れる夕飯メニューは?」と尋ねるだけで、複数の簡単レシピを提案してくれます。
  • お出かけプランを立てたいとき
    「週末に日帰りで行けるおすすめスポットを教えて」と入力すると、移動時間や予算も含めたモデルコースを提示。
  • 役所提出書類やメール文例
    「この内容で失礼のない申請文を作成してください」と依頼すれば、正式な書式に沿った文章をすぐに仕上げてくれます。

スマホでもパソコンでも、思い立ったときにサッと相談できるのが大きな魅力です。


ChatGPTだけじゃない!無料で使えるAIチャットボット

「AIチャットボット=有料サービス」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実は無料で利用できるものも増えています。
もちろん、Chat GPTの無料版も、日々使える範囲が拡大していて、性能も上がっています。

  • Google Gemini
    Googleアカウントがあれば追加費用なしで利用可能。雑談から専門的な質問まで幅広く対応します。
  • Bing Chat(Microsoft)
    Microsoftアカウントでログインするだけ。ウェブ検索との連携が得意で、最新情報も手早くキャッチできます。

まずは無料版から!AIチャットボット活用スタート手順

  1. 公式ページにアクセス
    「ChatGPT 無料版」「Gemini AI」などで検索し、公式サイトへ。
    スマホの場合はアプリのショップから。
  2. アカウントを登録
    メールアドレスや既存のGoogle/Microsoftアカウントで数分以内に完了。
  3. 日本語で質問を入力
    「○○の対策を教えて」「△△の書き方は?」など、思うままに文字を打ち込むだけ。

通勤中や家事の合間など、スキマ時間に気軽に相談できるので、毎日の暮らしがぐっと楽になります。


まとめ:AIの力で「暮らしの不安」をサクッと解消

AIチャットボットは、まだ使ったことがない方にこそ試していただきたい“新しい相談相手”です。

不審電話への対応例だけでなく、料理・旅行・書類作成など、暮らしのあらゆるシーンで頼れる存在になります。

まずは無料版から気軽にスタートし、日々のちょっとした「困った」をAIと一緒に乗り越えてみませんか?

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