はじめに
近ごろは、AI技術の進歩により、誰でも手軽に簡単に、高品質な画像を生成できるようになりました。
ここでは、初心者でも簡単にAIを使ってLINEスタンプを作成する方法と、販売申請する方法までを、ステップバイステップでわかりやすく解説します。
AIの技術を誰でも活用できるようになってから、LINEスタンプ作成などのハードルが大幅に下がりました。
これまでは、絵の上手な人やプロのクリエイターの領域だった分野へ、誰でも、ほんの少しの知識とやる気で、入っていけます。
この記事では、AIを活用したLINEスタンプ作成の手順とその魅力について詳しく紹介します。
前段では、それぞれの段階の概要説明と注意事項などに触れ、その後で実際の手順を実演しながら解説していきます。
全体概要
【AIを使った画像生成】
はじめにAIを使って画像を生成するためのプラットフォームについて解説します。
プラットフォームとは、画像生成の土台(基盤)となるものを指します。
アプリやWebサービス、ソフトウェアなど、色々なものがあるので、総称して“プラットホーム”とします。
① まず、画像生成AIのプラットフォームを選びます。
人気のあるプラットフォームには「DALL-E」「fire fly」「MidJourney」「Stable Diffusion」などがあります。
おすすめは、「copilot」の無料アプリをダウンロードすると使える「DALL-E」です。
本来 (いまのところ)、 “Chat GPT” の有料版でなければ使用できない「DALL-E」ですが、無料のモバイル版(スマホ版) “copilot” をストアからスマホにダウンロードすることで、無料で使えます。
しかし、ブーストという機能が設けられていて、このブーストがある間は高速で画像生成ができますが、なくなると、画像生成をするのに、とても時間がかかります。
利用回数の制限は無いので、ブーストがなくなって時間がかかっても、気長に作るという場合、もしくは、隙間時間で少しずつ画像を作っていくという場合などは、copilotで良いと思います。
何より無料である、ということが魅力です。
はじめはcopilotで始めてみて、成果が出るようなら、他の有料プラットフォームを検討するのも良いでしょう。
ブーストは1週間に1度補充されます。
注意点として、DALL-Eで生成した画像は、著作権に注意しなければなりません。
トラブル発生時は自己責任となりますので、慎重に精査し、常に気をつけるようにしましょう。
著作権が気になる方は、“Adobe fire fly” が一番安全です。
Adobe社が著作権をクリアしたものだけで画像生成されます。
② 次に、プラットフォームにアクセスし、アカウントを作成します。
“DALL-E”の場合はChatGPT有料版に加入する場合、また他の“fire fly”、“MidJourney”、“Stable Diffusion”などを使う場合のステップです。
モバイル版copilotを使う場合は、アプリのダウンロードだけでOKなので、この手順は必要ありません。
それぞれ、画像の特徴や使い方、料金に違いがあるので、よく確認しましょう。
アカウントを作成したら、具体的な画像生成の手順を見ていきましょう。
まず、生成したい画像のアイデアを入力し、AIに生成を依頼します。
生成された画像をプレビューし、必要に応じて調整を行います。
画像のクオリティを向上させるためには、詳細な説明や具体的な指示をAIに提供することが重要です。
こちらの記事で、「DALL-E」画像生成についてのヒントやプロンプトを詳しくまとめています。
【スタンプのデザインアイデア】
次に、スタンプのデザインアイデアについて考えてみましょう。
人気のあるデザインには、かわいい動物、ユニークなキャラクター、日常生活で使いやすいフレーズなどがあります。
オリジナリティを出すためには、自分の個性やアイデアを取り入れることが大切です。
また、トレンドや流行をチェックして、ユーザーのニーズに合ったデザインを考えるというのも良いかと思います。
独自のスタイルを持つスタンプは、ユーザーにとって魅力的で、購入されやすくなります。
アイディアもchat GPTやcopilotと壁打ちしながら考えると、自分では思いつけないような魅力的なアイディアを提供してくれることもあります。
【画像編集と加工】
生成した画像を編集・加工する方法について説明します。
画像編集には高性能なアプリやソフトもありますが、有料なものが多いので、今回は無料の「Canva」と「背景透明化」というアプリを使って解説します。
アプリやWebサービスは色々あるので、使い慣れているものを使って下さい。
これらのツールを使って、画像のサイズ調整、背景の削除、色の調整などを行います。
また、スタンプに適したフォーマット(PNG形式、透明背景)に変換することも必要です。
効果的な加工テクニックとしては、鮮やかな色使いや、シンプルで見やすいデザインが挙げられます。
編集が完了したら、LINEスタンプとして使用できるファイル形式に保存します。
【LINEスタンプの規約とガイドライン】
LINEスタンプを作成する際には、LINEが定める規約とガイドラインを遵守する必要があります。
まず、スタンプは著作権を侵害していないオリジナルのものであることが重要です。
また、暴力的な内容や差別的な表現は禁止されています。
スタンプのサイズやフォーマットも規定に従う必要があります。
これらの規約を守ることで、スムーズに販売申請が通り、トラブルを避けることができます。
規約とガイドラインの詳細は、LINE公式サイトで確認できます。
【スタンプのセット作成】
スタンプセットの作成について解説します。
LINEスタンプは、通常8個、16個、24個、32個のセットで販売されます。
効率的なスタンプセットの作り方としては、テーマを統一することが大切です。
例えば、特定のキャラクターや季節のイベントに合わせたデザインを考えると良いでしょう。
各スタンプが連携して使えるように、バリエーションを持たせることもポイントです。
サンプルスタンプを作成し、全体のバランスを確認しながら進めましょう。
【LINEスタンプの販売申請手順】
LINEスタンプの販売申請手順について説明します。
- まず、インターネットで“LINE Creators Market”にアクセスし、アカウントを作成します。
- 次に、スタンプの情報を入力し、作成したスタンプをアップロードします。
- スタンプのタイトルや説明文を入力し、カテゴリを選択します。
- これらの情報が正確に入力されていることを確認し、販売申請を行います。
- 申請が受理されると、LINEの審査が行われ、審査が通れば販売が開始されます。
【販売後のプロモーション方法】
スタンプを販売した後のプロモーション方法について考えましょう。
効果的なプロモーションとしては、SNSでの宣伝や、ブログでの紹介が挙げられます。
また、LINE公式アカウントを作成し、フォロワーに対してスタンプを紹介することも効果的です。
友人や家族にスタンプを使ってもらい、口コミで広める方法もあります。
プロモーションを行うことで、より多くのユーザーにスタンプを知ってもらい、販売を伸ばすことができます。
【それでは実際にやっていきます】 スタンプ作成から販売申請までのステップ
それでは実際に、スタンプ作成から販売申請までの作業の一例を、ステップを踏んでやっていきます。
実際には、使用するAIや画像生成プラットフォームに合わせて、もしくは、イラストを自分で描ける場合は、そのイラストを*PNGとして保存*して、進めて下さい。
今回はChat GPT (有料版) を使った方法で解説しながら、同時に無料で初めていく方法もまとめていきます。
スマホだけで、無料で初めてみる場合の注意点と解説は、青で表示していきます。
無料で初めていく場合の “Chat GPT” ( モバイル版) は、スマホでストアから、無料ダウンロードして使います。
以下、プロンプトとGPTからの回答です。
画像生成は気に入ったものができるとは限らないので、案は、16枚のセットを想定して、20上げてもらいました。
LINEスタンプを作ろうと思います。スタンプに入れる使いやすいフレーズを20上げて下さい。
LINEスタンプに使えるフレーズを以下に20個挙げます。日常会話でよく使われるフレーズを中心に選びました。
- ありがとう!
- おはよう!
- おやすみなさい
- こんにちは!
- またね!
- すごい!
- お疲れ様!
- がんばって!
- やったー!
- ごめんね
- 大丈夫?
- いいね!
- 了解!
- おめでとう!
- 行ってきます
- 行ってらっしゃい
- ただいま
- おかえり
- いただきます
- ごちそうさま
これらのフレーズは、日常的なやり取りで多く使われるため、スタンプとしても使いやすいと思います。
可愛い動物のイラストを使おうと思います。動物の案を20上げて下さい。
LINEスタンプに使える可愛い動物の案を以下に20挙げます。各動物はそれぞれの特性を活かして、様々なシチュエーションで活用できると思います。
- うさぎ
- ねこ
- いぬ
- くま
- ぱんだ
- ふくろう
- ペンギン
- きつね
- たぬき
- ねずみ
- りす
- ひつじ
- ぞう
- こあら
- とり(小鳥)
- かえる
- いぬかんむり
- ぶた
- しか
- さる
これらの動物たちは、それぞれ異なる可愛らしさを持っており、様々な表情やポーズで表現することで、よりバラエティ豊かなスタンプセットを作ることができるでしょう。
*ありがとう.うさぎ*のイラストはどんなポーズがいいかな?
「ありがとう」のうさぎのイラストにふさわしいポーズを以下に提案します。
- 両手でハートを作るポーズ:感謝の気持ちを表すのに最適です。
- 手を合わせてお辞儀するポーズ:日本の伝統的な感謝の表現です。
- 片手を挙げてニコニコ笑っているポーズ:明るくフレンドリーな感謝の気持ちを表現します。
- 両手を広げて元気よくジャンプしているポーズ:喜びと感謝の気持ちを強調します。
- 花束を持っているポーズ:感謝の気持ちをプレゼントで表現します。
どのポーズも「ありがとう」という感謝の気持ちを可愛らしく伝えることができると思います。
上記まで案を出してもらったら、Copilotwで順番に画像を生成していきます。
プロンプト
「両手でハートを作るポーズのうさぎのイラストを生成して下さい。イラストのキャラクターをカートゥーンスタイルで、柔らかい色合いと穏やかな表情で描いて下さい。背景は白いことが重要です」
下線の部分を、入れ替えながら、生成して下さい。
GPTの有料版の方は、一気に生成します。
今回は、5パターンで生成しましたが、もっと多くても大丈夫です。
どのくらい一気に生成できるのか、数の制限は分かりませんが、ネット上では「100枚くらいでもいけるかも」と、書いてありました。
(やったことはありませんが…)
多く作っておいても、後で使えるので、上手くできた画像は、保存しておきましょう。
上記の「ありがとう」うさぎの*1.両手でハートを作るポーズ*のイラストを生成して下さい。1回生成したら、自動で*2.手を合わせてお辞儀をするポーズ*から*5.花束を持っているポーズ*まで、自動で5回、順に生成して下さい。イラストのキャラクターをカートゥーンスタイルで、柔らかい色合いと穏やかな表情で描いてください。背景は白い事が重要です。
なぜか、6枚でした。
ひたすら、この作業を繰り返し、画像をたくさん、作っていきます。
無料版のcopilotを使って画像生成する場合は、前述したように、ブーストという機能が設けられているため、この画像生成が一番時間がかかるかもしれません。
「Canva」をまだ使ったことがない方は、ストアからダウンロードして下さい。
無料版で十分使用できますので、まずは無料版にして、必要に応じて有料版を検討しましょう。
「Canva」は、何をするにしても“マスト”で使える、とても素晴らしいアプリです。
プロ、アマ問わず、多くのクリエイターが使用しています。
ここでは、スマホを使っての説明にしますが、パソコンでも、操作は同じです。
スマホでやっていきます。
サイズを「カスタムサイズ」を選んでタップ。
幅と高さを320に設定。
「新しいデザインを作成」をタップ。
一番下のバーから「アップロード」を選択してタップ。
「ファイルをアップロード」をタップ。
「写真ライブラリ」を選択してタップ。
自分の写真の中に保存してある生成したイラストから、文字を入れるイラストを選んでタップ。
右上の「追加」をタップ。
アップロードされたら、そのイラストをタップすると、編集画面に追加されるので、指で大きさの調整。
- 下のバーから「テキスト」を選択してタップ。
- 「見出しを追加」をタップ。
- 好きな文字を入力して、「完了」をタップ。
- 下のバーから「フォント」を選択してタップ。
- 好みのフォントを選んでタップ。
- 指で文字の大きさと場所を調整。
- 「カラー」をタップして、文字の色を、好みの色に変える。
- 「エフェクト」をタップして、文字の装飾を調整。
- 作業が終わったら、右上の「共有」をタップ。
- 「ダウンロード」を選択してタップ。
- ファイルの種類が「PNG」になっていることを確認。
- 「ダウンロード」をタップ。
- 書き出せたら、写真へのアクセスが求められるので、許可して、「画像を保存」をタップ。
出来上がった画像を、指で左にスクロールすると、新しい作業スペースができるので、「ステップ3」から繰り返して、必要枚数だけスタンプを作る。
メイン画像は、販売する時のトップに表示される画像で、タブ画像は実際に使う時にトークルームに表示される画像です。
この2枚は、前段で作った画像サイズとは違うので、サイズを変えて新たに作ります。
メイン画像のサイズは、240×240
タブ画像は、96×74
キャンバを使って同じ要領で、「ステップ1」から、サイズを変えて作ります。
背景透過はキャンバでもできますが、有料なので、今回は無料アプリを使います。
ストアから「背景透明化」と入力して、アプリをダウンロードします。
- 「背景透明化」アプリを開く
- 「写真を読み込む」をタップ。
- 写真へのアクセスが求められるので「フルアクセスを許可」をタップ。
- トラッキングを許可。
- リストの中から「全ての写真」をタップ。
- キャンバで作ったイラストを選択してタップし、右上の「完了」をタップ。
- 「色」を選んで、指で透過したい部分をタップ。
- キャラクターなど透過して欲しくないところまで透過される場合は、画像のすぐ下にあるバーを左右に動かして、ちょうどいい所で調整。
- 「完了」をタップ。
- 「保存」をタップ。
- もう一度「完了」をタップ。
- CMが流れます。
CMで運営されているために無料で使えるので、必要ないCMでも我慢して見る。
(たまに、CMを拒否すると、使えなくなることも…)
- ネットで「ラインクリエイターズマーケット」と入力して、検索。
- サイトに入る。
- 「登録はこちら」をタップして登録。
LINEのアドレスとパスワードを入力するか、QRコードを読み込んで登録。 - 必要事項を入力し、申し込み。
- 確認メールが届いたら、メールを開く。
{確認メールが届かない場合}
・メールアドレスの入力が間違っている。
・迷惑メールに入っている。
・迷惑メールが届かないように電話会社で設定をしてもらっている。
この場合は、自分で解除するのは難しいので、電話会社へ行って解除してもらうか、他のメールを設定する。おすすめとしては、「Gメール」(Androidスマホの場合は、はじめから入っている)
- 「新規登録」をクリック。
- 「スタンプ」を選択してクリック。
- 「スタンプのタイプ」は「スタンプ」を選択。
- 「タイトル」(英語表記)を入力。
「例) Berry bit 1」 (私の場合はこんな感じです。ニックネームと番号を振っています) - 「スタンプの説明文」は、日本国内のみの販売の場合は、タイトルと同じでも構いません。
海外へも販売する場合は、翻訳機能(chat GPTなど)を使って翻訳してから、貼り付け。 - 「言語」は「Japanese」にして「追加」をクリック。
- 「タイトル」は「好きなタイトル」を入力。
- 「スタンプの説明」は販売画面に表示されるので、「アピールポイント」を入力。
「例) 日常で使いやすいスタンプです。」「例) ビジネスで使いやすいスタンプです。」など。 - 「クリエイター名」は「自身のクリエイター名を入力」を入力。
私の場合は「Berry bit」としました。 - 「コピーライト」は著作権の表記です。
私の場合は「(C) Berry 2024」としました。 - 「テイストカテゴリー」は、必須ではありませんが、当てはまるジャンルを選択しておきましょう。
- 「キャラクターカテゴリー」も、当てはまるものがあれば、選んでください。
- 「プライベート設定」は、今回は、販売を目的とした解説をしていますので、「公開」とします。
・・自分だけで楽しむ場合は「非公開」。 - 「LINEスタンププレミアム」は「参加する」を選択。
- 「販売エリア」を選択。
「販売可能な全てのエリア」で販売する場合は、審査が厳しい時もあります。
それは国によって宗教的な観点から、その絵がタブーな時もあるからです。
審査が通らなかった場合は、ここを「選択したエリアで販売する」に変えて、「アジア」から「日本」を選択して、再度申請すると、通る場合が多いです。
自身の販売したいエリアを選択して下さい。 - 「特集企画」は、その時の企画にあわせて、選択して下さい。
「参加しない」でも、構いません。 - 「スタンプ無料お試し期間」は、自身が作ったスタンプを無料で一定期間使ってもらって、良かったら買ってもらうというものです。
ここは、お好みで選択して下さい。
私の場合は「参加しない」としています。 - 「販売開始設定」は「自動で販売を開始」を選択。
- 「写真の使用」は写真を使っているか、いないかを選択して下さい。
AIでイラストを作っている場合はイラストなので「スタンプに写真を使用していません」を選択します。 - 「保存」をクリック。
- もう一度「保存しますか?」と聞かれるので、「OK」をクリック。
- 「スタンプ画像」をクリック。
- 下の方にある「編集」をクリック。
- 「スタンプ個数」は個数を入れる。
最低8個から、40個まで。
「OK」をクリック。 - 作ったイラスト画像をアップロード。
「upload」をクリックして、「写真ライブラリ」をクリック。
キャンバでサイズを調整して、透過した画像をアップロードしていきます。
一番左は、「メイン画像」です。(サイズは240×240)
次に同じように「タブ画像」を入れます。(サイズは
後は、セット数分を同じように、全部アップロードします。 - アップロードできたら、「戻る」をクリック。
スタンプ1つ1つに、タグの登録ができます。
それぞれのスタンプの横にある「編集」をクリックすると、関連している「キーワード」が出ます。
1つのスタンプに9個まで選ぶことができます。
キーワードを設定すると、実際にスタンプを使うときに使いやすくなります。
とても大変なので、スルーしても大丈夫です。
あとで販売開始してからでも、タグの設定はできます。
販売価格を決めます。
安い方が売れ行きは良いと思われるので、一番やすい「120円」にしておくことをおすすめします。
「保存」をクリック。
右上の「リクエスト」をクリック。
同意事項に目を通し、「同意します」にチェックを入れます。
「OK」をクリック。
「ステータス」が「審査待ち」となります。
個人のラインに、「スタンプの審査をリクエストしました」というLINEが届きます。
後は、合格を待ちます。
「合格または不合格」の通知が来るまでは、1日〜2日ほど、長い場合は1週間ほどかかる時もあります。
「スタンプが審査で承認されました」というLINEが届きます。
「詳細を確認する」をタップすると、LINEクリエイターズマーケットのサイトへ飛びます。
リジェクト(不合格)
リジェクト(不合格)になった場合は、「メッセージセンター」に不合格の理由が届きますので、内容を確認して修正します。
修正後、再度、リクエストします。
配分金の受け取りは?
LINEスタンプが売れると、売上の35%を受け取ることができます。(分配金)
この受け取りは、分配額が1,000円以上になると送金申請ができるようになります。
毎月、「LINEクリエイターズマーケット」から、自身のLINEに、その月の売上通知が届きます。
分配金が5万円を超える場合は、マイナンバーを提示しないと送金申請ができません。
受け取り方は2通りです。
LINE Payで受け取る
LINE Payで受け取る場合は、事前にLINE Payの登録や本人確認をしなくてはなりません。
LINE Payで受け取る利点として、手数料がかからない、ということがあります。
銀行振込の場合は、振込手数料がかかってしまいます。
今は、LINE Payで買い物できるお店というのはとても多いので、特段「現金でなければダメ」という理由がなければ、LINE Payで受け取る方が、断然お得です。
利用規約に目を通し、「同意します」にチェックを入れ、「送信」します。
「法令上、LINE Payではご利用されない残金を受け入れ続けることができないため、入金された金額は速やかに出金いただくか、決済または送金にご利用下さい」と出ます。
つまり使えば良いのです。
また、LINE PayとPayPayは紐づいているので、PayPayに送金しても良いと思います。
「保存」をクリックすると、もう一度「保存しますか?」と出るので「OK」をクリックします。
銀行振り込みで受け取る
銀行振り込みで受け取る場合は、振り込み手数料495円がかかります。
利点として、現金で使うことができます。
振り込み手数料がかかるので、こまめに引き出すことはやめて、ある程度貯まったら引き出す方が良いでしょう。
LINE Payの時と同じ要領で、「送金手段」を「銀行振り込み」とします。
送金に必要な事項を入力して、「保存」をクリックします。
豆知識として
一度、LINE Payで受け取った分配金を、銀行口座へ送金もできます。
この場合、手数料は220円となります。
振り込み手数料495円よりは、一手間かかりますが、手数料を抑えられます。
注意点
- 銀行振り込みは手数料がかかる。
- 毎月、1日〜10日までは、集計期間のため、送金申請はできない。
-
毎月、1日〜10日ごろまでは、集計期間のため、送金申請ができません。
- 送金までには時間がかかる
-
「送金をリクエストした日から90日以内に送金されます」となっています。
送金申請
ボタンを押すだけで送金申請がはじまり、手続きが終わると、「リクエストを受領しました」とLINEが届きます。
送金が完了すると、「〇〇年〇〇月に申請いただいた送金申請の手続きを実行しました」とLINEが来ます。
入金されているか、確認しましょう。
まとめと今後の展望
この記事では、AIを活用してLINEスタンプを作成し、販売申請する方法について、ステップバイステップで解説しました。
AI技術の進歩により、誰でも手軽に高品質な画像を生成し、自分だけのオリジナルスタンプを作成できるようになりました。
スタンプのデザインから画像編集、LINEスタンプの規約遵守、販売申請手順、プロモーション方法まで、詳細に説明しました。
これらの手順を参考にして、ぜひ自分だけのスタンプを作成し、販売してみてください。
LINEスタンプの販売は、芸能人などの有名人やプロのクリエイターも作品を出しているので、なかなか売れないかもしれません。
ただ、一度販売したスタンプは、そのままいつまでも自分のために、働いてくれます。
100でも200でも、たくさんのアイディアで、数を多く出品して下さい。
国内だけではなく、海外にも販売していきましょう!
DLEE-Eは、日本語の文字入力は難しいですが、英語は画像に入力できます。
(最初の画像生成の時点で、プロンプトに指示します)
・・その場合、キャンバでの作業は、省けます。
今後もAI技術の進化により、もっと可能性が広がって行くと思います。
みなさんの参考になれば、嬉しいです。