“PIXTA” を使ったストックフォト副業の始め方と成功のポイント

目次

PIXTAとは

PIXTAは、写真やイラストを販売できる有料ストックイラストサイトで、お客さんがイラストを購入することで、その売上の一部がクリエイターに支払われる仕組みです。

AI生成画像での出品も可能です。

無料ストックサイトに比べ、ダウンロードされたときの報酬が高いことが特徴です。

「PIXTAに挑戦して、収益を伸ばしたい」「副業に挑戦したい」、という方にとって、魅力的なプラットフォームです。

この記事では、PIXTAへの出品方法を解説するとともに、ストックフォト副業で成功するためのポイントを紹介します。

PIXTAを使った副業のおすすめ理由

1. 販売前の審査対応が丁寧

PIXTAでは、写真の販売前に必ず審査が行われますが、審査に通らなかった場合でも、詳細なフィードバックを提供してくれます。

これにより、どの点を改善すべきかがわかり、次回の審査に向けた対策が立てやすくなります。

2. 写真ごとのアクセス数がわかる

マイページでは、各写真のアクセス数を確認できます。

これにより、どの写真が人気なのか、どんなテーマが注目されているのかを把握しやすくなり、次の作品作りに活かすことができます。

3. 流行りの写真がわかる

PIXTAには、今後注目されるテーマや流行の写真を知ることができる「PIXTAガイド」があります。

これを活用することで、需要の高い写真を意識して撮影することができます。

PIXTAへの出品ステップ

STEP
会員登録

PIXTAでの出品を始めるには、まずクリエイター会員登録を行います。

PIXTAの公式サイトにアクセスし、メールアドレスやパスワードを入力して登録します。

次に、個人情報を入力し、身分証明書を提出します。

これにより、本人確認が行われます。

STEP
メールアドレス、パスワード、ユーザー名を記入

PIXTAのトップページから「クリエイター会員登録」をクリックし、必要事項を記入します。

STEP
メール認証

登録したメールアドレスに認証メールが届き、記載されたURLをクリックして認証を完了します。

STEP
身分証明書の提出

運転免許証などの身分証明書をアップロードします。

STEP
入門講座とテスト

登録後、PIXTAの「入門講座」を受講します。

これは、PIXTAでの販売に必要な基礎知識を学ぶための講座です。

講座を修了したら「入門テスト」を受けます。

このテストに合格すると、PIXTAでの出品が可能になります。

STEP
写真の登録と審査

入門テストに合格したら、いよいよ写真を登録します。

PIXTAのマイページから「新しい素材をアップロード」ボタンをクリックし、販売したい写真を選択します。

写真をアップロードした後は、PIXTAの審査を受けます。

審査に合格すると、PIXTAのサイトで販売が開始されます。

STEP
PIXTAのマイページトップ画面

PIXTAのマイページトップ画面から「作品登録」をクリックします。

STEP
イラスト作品登録画面

左上の「作品を選択」をクリックし、画像を選んだら「アップロード」をクリックします。

STEP
フォルダの作成

管理がしやすいようにフォルダを作成しておきましょう。
フォルダー名は自分がわかりやすいようにしておきましょう。
例えば「風景」「食材」「アクセサリー」など。

アップロードできる形式(EPS、JPEG、PNG)の画像を準備します。

サイズ要件に合わせて、長辺と短辺の合計が1301ピクセル以上、35000ピクセル以下となるように調整し、JPEGやPNGの場合は50MB以内、EPS形式なら30MB以内に収めます。

STEP
タイトルとタグ付け

イラストのタイトルは、お客さんがわかりやすく検索できる内容にします。

次に「タグ」を追加します。
タグは、イラストの特徴や検索されやすいキーワードを考慮して、最大50個まで設定できます。

STEP
販売形式の設定

必要に応じて「独占販売」や「定額制販売」にチェックを入れます。

独占販売にすると報酬率が上がりますが、他のサイトでの販売ができなくなります。

AI生成画像の場合は、「AI生成素材である」にチェックを入れます。

STEP
審査申請

全ての設定が完了したら「選択した作品を登録」をクリックします。

STEP
確認画面

確認画面になったら、入力ミスが無いか確認して、「審査申請」をクリックします。

審査結果はメールで通知されます。

もし不合格の場合はマイページで理由が確認でき、修正して再申請が可能です。

画像生成AIを使った写真を出品するときは?

画像生成AIを使った写真やイラストを出品する時に、気を付けることは?

  • 登録前に「写真・イラスト素材ガイドライン」を確認する。
  • AIで生成された静止画像は「イラスト素材」として登録。
  • 登録時に「AI生成素材である」にチェックを必ず入れる。
    チェックしないと購入者とトラブルになる可能性があるため注意。
  • PNGファイルは透過部分が必須。透過部分がない場合はJPGファイルに変換、または透過部分を設定する必要がある。

審査申請後は設定変更ができないので、必ずチェックしましょう。

稼ぐためのコツ

1. 多くの写真を登録する!

PIXTAでの収入を増やすためには、できるだけ多くの写真を登録することが重要です。多様な写真を提供することで、さまざまなニーズに応えることができ、購入される機会も増えます。

2. 写真の構図を意識する!

ストックフォトとして使いやすい写真を撮るためには、コピースペース(文字やデザインを入れるための余白)を確保することが大切です。広告やウェブサイトで使われることを意識して、構図を考えて撮影しましょう。

3. 細かくタグ付けする!

写真に関連するタグを多く付けることで、検索されやすくなります。例えば、風景写真であれば、「自然」「山」「風景」「青空」など、具体的なタグを付けることで、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。

注意点

1. 肖像権

人物が写っている写真を登録する際は、モデルリリース(モデルからの使用許諾書)が必要です。これは、人物の肖像権を守るためのもので、PIXTAでの販売には必須です。

2. 著作権

PIXTAに登録する写真は、必ず自分が撮影したオリジナルのものでなければなりません。著作権のある他人の作品を使用したり、許可なく撮影した写真を登録することは避けましょう。

3. 施設管理権

特定の施設で撮影した写真を商用利用する場合、施設管理者からの許可が必要です。公共の場所や観光地でも、商用利用に制限がある場合がありますので、事前に確認しておくことが大切です。

まとめ

PIXTAを使ったストックフォトの副業は、趣味を生かしながら収入を得る絶好の機会です。

まずは会員登録から始め、入門講座で基礎を学び、たくさんの写真をアップロードしてみましょう。

継続的に作品を登録し、PIXTAからのフィードバックを活用することで、自分のスキルを向上させることができます。

著作権や肖像権、施設管理権に注意を払いながら、PIXTAでの販売を楽しんでみてください。

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