最近では、AIツールを使って業務効率を上げるのが当たり前の時代になりつつあります。
特に音声や動画をテキストに変換する「文字起こし」は、多くの場面で役立ちます。
今回は、そんな文字起こしツールの一つ「Gladia(グラディア)」をご紹介します。
Gladiaとは?
「Gladia」は、AIを活用した文字起こしツールです。
使い方はとてもシンプルで、YouTube動画や音声ファイルのリンクをアップロードするだけで、テキストに変換してくれます。
特に多言語対応やスピーカー識別といった高機能が特徴で、精度も非常に高いと評判です。
Gladiaの主な機能
Gladiaには、以下のような便利な機能が搭載されています。
アップロードされた音声や動画に含まれる言語を、自動的に検出して文字起こしを行います。
これにより、英語でも日本語でも、複数の言語が混ざった音声でも、簡単に処理可能です。
2つ以上の言語が混ざっている音声も、Gladiaは正確に処理します。
例えば、英語と日本語が混ざっている会話でも、それぞれの言語を正しく認識し、適切に文字を起こしてくれます。
複数の話者がいる場合でも、誰が何を話しているのかを認識してくれます。
例えば、インタビューやディスカッションなどで、誰が話しているかをスピーカーごとに分けてテキスト化することができます。
Gladiaには、ベータ版ながら翻訳機能も備わっています。
文字起こしと同時に、別の言語に翻訳してくれるので、国際的なプロジェクトや多言語対応が求められる場面でも便利です。
ただし、精度はまだ改善が必要とのことなので、今後のアップデートに期待です。
実際の使い心地と精度
Gladiaを実際に使ってみると、かなりの精度で文字を起こしてくれることがわかります。
滑舌が悪い部分や不明瞭な音声でも、約95%の精度でテキスト化が可能です。
リアルタイムで文字起こしを行う機能もあり、時間の節約に非常に役立ちます。
また、無料プランでは最大10時間分の音声を処理できるので、気軽に試すことができます。
Gladiaの使い方手順
Gladiaを使ったことがない方でも、簡単に始められる手順をご紹介します。
まず、Gladiaの公式サイトにアクセスします。
登録が必要ですが、無料プランもあるので安心です。
次に、YouTubeのリンクや音声ファイルをアップロードします。
対応フォーマットやサービスは多岐にわたるので、使いたい素材があれば大体カバーされています。
音声をアップロードすると、Gladiaが自動的に言語や話者を認識して、文字起こしを始めます。
この作業は非常に早く、数分で結果が出ることもあります。
文字起こしが完了したら、出力されたテキストを確認しましょう。
必要に応じて編集や修正も可能です。
また、ベータ版の翻訳機能を使う場合は、翻訳結果も同時に確認できます。
最後に、文字起こしされたテキストをダウンロードしたり、コピーして他のツールに貼り付けたりして活用しましょう。
まとめ
「Gladia」は、初心者でも簡単に使える高機能な文字起こしツールです。
多言語対応や話者識別などの高度な機能も搭載されており、文字起こし作業を大幅に効率化できます。
しかも、無料で10時間分の利用が可能なので、まずは試してみることをおすすめします。
文字起こしが必要な方や、動画や音声を効率的にテキスト化したい方は、ぜひ「Gladia」を活用してみてください!